632、山の日が祝日に

私は、恥ずかしながら、祝日に国旗を揚げる会を立ち上げるまで「山の日」という祝日が来年から増えることを知りませんでした。祝日は法律でこのように決められていて、改めて祝日の意味を味わったところです。
 国旗及び国歌に関する法律(平成11年8月13日)は2条しかなく、国旗については、寸法の割合及び日章の位置、彩色は白地に紅色、国歌については歌詞と楽曲が別記されています。
 (国旗) 第1条  国旗は、日章旗とする。 2  日章旗の制式は、別記第一のとおりとする。
(国歌) 第2条  国歌は、君が代とする。 2  君が代の歌詞及び楽曲は、別記第二のとおりとする。

631、国民の祝日とは

元日・1月1日 年のはじめを祝う

成人の日・1月の第2月曜日 おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます 

建国記念の日・政令で定める日 建国をしのび、国を愛する心を養う 

春分の日・春分日 自然をたたえ、生物をいつくしむ 

昭和の日・4月29日 激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす 

憲法記念日・5月3日 日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する みどりの日5月4日 自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ 

こどもの日・5月5日 こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する 

海の日・7月の第3月曜日 海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う 

山の日・8月11日 山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する。

敬老の日・9月の第3月曜日 多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う 秋分の日・秋分日 祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ

体育の日・10月の第2月曜日 スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう。

文化の日・11月3日 自由と平和を愛し、文化をすすめる 

勤労感謝の日・11月23日 勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう 

天皇誕生日・12月23日 天皇の誕生日を祝う

630、祝日に国旗を揚げる会発足

平成27年6月21日、「祝日に国旗を揚げる会」の設立総会が行われ、国民の祝日に国旗を掲揚することを実践し、地域への普及を推進し、日本を愛し、伝統文化を大切にすることを目的とした会が発足しました。
 現在「国民の祝日」は15日あります。国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律が、平成26年5月30日に公布され、「国民の祝日」として新たに「山の日(8月11日)」が設けられることになりました。この改正は平成28年1月1日から施行され、「国民の祝日」の年間日数は16日となります。内閣府のホームページによると、この法律では次のように定められています。
 第1条 自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに国民こぞって祝い、感謝し、又は記念する日を定め、これを「国民の祝日」と名づける。
 第2条 「国民の祝日」を次のように定める。

629、街頭演説をする

平成29年5月3日、和歌山駅前で街頭演説をしました。国会議員・県会議員・市議会議員・自民党和歌山県連幹事長等が自民党の街宣車の上から憲法改正の必要性を訴えました。最後に、木国政経塾1期生の塾生として私がマイクを握らせていただきました。「憲法は、私たちの生活に密着したものであるから、伝統文化や家族を大切にする日本らしさが書かれるのが大事だということ。国民一人一人に改正への1票を投じる権利があること。他国に拉致されても今の憲法では救出できないこと。自衛隊は、日夜、日本人の命を守ってくれていること。自衛隊のことを憲法にきちんと書くべきであること。テロや災害等の緊急事態が起こったときには、すぐに対応できるようにする必要があること。70年前には想定できなかったことがいっぱいあり、時代に合わせて変えていかなければならないこと。たった1週間でアメリカに作ってもらった憲法ではなく日本人が作るべきだということ」をお話しさせていただきました。会場に集まった500人の方々に加え、和歌山駅の利用者や近くの百貨店や商店街を訪れた方々が足を止めて聞きいって下さったのはうれしかったです。

628、緊急事態条項を憲法に

平成29年5月3日の憲法記念日に「憲法を考える県民集会」が和歌山市美園町のJAビルで開かれました。県民集会は、美しい日本の憲法をつくる和歌山県民の会や日本会議和歌山、自由民主党和歌山県連の共催で、東京・千代田区の砂防会館で開かれた「第19回公開憲法フォーラム」をインターネットで生中継しました。

中継では、「美しい日本の憲法をつくる国民の会」を代表してジャーナリストの櫻井よしこ氏が講演し「世界の政治と安全保障の枠組みが地殻変動を起こしている中で、国民保護の観点から、災害時に国民を守るため緊急事態条項を入れることも優先事項にしていくべきで憲法改正が必要なことは明らかだ」と訴えました。

627、憲法を考える県民集会

平成29年5月3日の憲法記念日に「憲法を考える県民集会」が和歌山市美園町のJAビルで開かれました。県民集会は、美しい日本の憲法をつくる和歌山県民の会や日本会議和歌山、自由民主党和歌山県連の共催で、東京・千代田区の砂防会館で開かれた「第19回公開憲法フォーラム」をインターネットで生中継しました。
 中継では、安倍晋三内閣総理大臣のビデオメッセージが披露され、安倍総理は「憲法改正は、自由民主党の立党以来の党是です。私が総理・総裁であった10年前、施行60年の年に国民投票法が成立しました。今年は、憲法施行70年の節目の年です。70年の時を経て、社会も経済も大きく変化した現在、教育は極めて重要なテーマで高校の無償化は「一億総活躍社会」を実現する上で必要だ」と訴えました。また、憲法9条について「第1項と2項を残しつつ、自衛隊の存在を憲法上にしっかりと位置づけ、自衛隊の根拠規定を9条に追加すべき」との考え方を示し、「2020年に東京五輪・パラリンピックが開催されるのは日本人共通の大きな目標であり、新しく生まれ変わった日本がしっかり動き出す年として新しい憲法が施行される年にしたい」と憲法改正発議に伴う国民投票での賛成への支持を強く訴えました。

626、憲法改正の必要性

憲法改正への署名も増えてきており、憲法改正への機運を高め、国民運動とするため全国から賛同者が集まりました。その後、憲政記念館で開かれた「中央大会」では党派を超えた国会議員が憲法改正の必要性を訴え、国会議員による憲法改正の発議をした後の国民投票に向けて国民の意識の向上を呼びかけました。懇親会では櫻井よしこ氏に「がんばりましょうね」と声をかけていただきました。

625、今こそ憲法改正へ

平成29年3月29日、東京の衆議院第1議員会館で櫻井よしこ氏らが代表を務める「美しい日本の憲法をつくる国民の会」の「全国代表者会議」が開かれ、日本会議和歌山女性の会副会長として出席しました。
 昨年の参議院選挙の結果、衆参両院で戦後初めて、憲法改正に前向きな勢力が3分の2を超えました。その後、臨時国会における憲法審査会では「自衛隊明記こそ立憲主義にかなう」「緊急事態条項の必要性」等の意見が出されました。

624、櫻井よしこ氏と対談

設立総会後の懇親会で、櫻井よしこ氏と話しました。「遠くから車いすでよく来て下さいましたね。あなたのような女性が活躍してくれる事は嬉しいです。」と。また、わかやま塾でお会いした青山繁晴氏からも「拉致問題の解決のための活動をしている事は知っています。根本的な問題は憲法改正にあります。妻の千春博士とメタンハイドレードのことでリケジョ同士話しがはずんだ事は覚えています。頑張ってください」と励まされました。

623、「美しい日本の憲法をつくる国民の会」設立

「美しい日本の憲法をつくる国民の会」の設立総会では、自民党の衛藤晟一補佐官、民主党の松原仁氏、次世代の党の平沼赳夫氏、みんなの党の松沢成文氏の挨拶がありました。党派を超えて、憲法改正に前向きな議員が3分の2以上いるこの2年間に改正の発議がなされ、平成28年の参議院選挙にあわせて国民投票がされることを目指して活動する事が設立宣言されました。
具体的な活動は①国会議員署名、地方議会決議運動の推進する②「県民の会」組織を設立し、改正に向けた啓発活動を推進する③美しい日本の憲法をつくる1000万人賛同者の拡大運動を推進する。ということです。

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