柳岡克子の生い立ち 94、認知症キャラバンメイトとなって

ケアマネとしていろいろな研修会に参加していると認知症への対応について勉強することが多い。
認知症は誰にも起こりうる脳の病気だ。
全国には2012年の統計では約462万人、65歳以上の高齢者の約7人に1人(有病率15.0%)であったが、2025年には約5人に1人になるとの推計もある。
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柳岡克子の生い立ち 93、涙のケアマネジャー(女性編)

涙のケアマネジャー(女性編)
ここち よしこ 作詞

ケアマネは戦った
夫には「僕と仕事どっちと結婚した」と聞かれ、
子どもには「チンして食べて」と置手紙
上司に口説かれ、部下にねたまれ、
それでも、ケアマネは戦った
事業所変えてみたけれど、うるさい上司は変わらない
アレの日も、風邪の日も、ケアマネは行った
車椅子がつぶれそうな重たい人も、「おたくはだあれ」と聞く人も
プランのために行った
利用者のために行った
おじいちゃんの笑顔とおばあちゃんの手のぬくもりを思い出し
ケアマネは走った
時間を忘れて走った
携帯鳴って走った
「いつか誰かの役に立ちたい。」
そんな夢も親が倒れてすぐに来た
私は何のために働いているのだろう
私は誰のために働いているのだろう
そんなこと考える余裕もなく眠った
すばらしい明日を夢見て眠った
夢の中で誰かが私にささやいた
ありがとうと

柳岡克子の生い立ち 92、涙のケアマネジャー(男性編)

涙のケアマネジャー(男性編)
ここち よしこ 作詞

ケアマネは戦った
妻には「私と仕事どっちが大事」と言われ、
子どもには「おっちゃん。久しぶり」と言われ
上司に怒られ、部下に無視され、
それでも、ケアマネは戦った
事業所変えてみたけれど、安月給は変わらない
雨の日も、風の日も、ケアマネは行った
車の入れない狭い道も、周りが山しかない家も
プランのために行った
利用者のために行った
おじいちゃんの笑顔とおばあちゃんの手のぬくもりを思い出し
ケアマネは走った
時間に追われて走った
犬に追われて走った
「いつか事業所立ち上げる。」
そんな夢も法改正で吹っ飛んだ
僕は何のために働いているのだろう
僕は誰のために働いているのだろう
そんなこと考える余裕もなく眠った
すばらしい明日を夢見て眠った
夢の中で誰かが僕にささやいた
ありがとうと

柳岡克子の生い立ち 90、介護支援専門員となる

介護保険法が施行される前年、介護支援専門員の試験があった。
その頃薬剤師として在宅の仕事もしていたので受験資格はあった。
仕事内容に若干不安もあったが、ケアマネジャーとして働かなくても勉強することだけでも価値があると思った。
障害者の事も会長になって知ったことが多いので、介護の事も一から勉強して少しでもお役に立てる情報を提供できたらいいと思った。
制度の仕組み、介護のこと、医療のこと、福祉のこと、行政のかかわりなど分厚いテキスト3冊と市販の問題集を5冊ぐらい買ってきて勉強した。
そして合格した。
実務研修を終え、登録し介護支援専門員となった。
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柳岡克子の生い立ち 89、介護保険制度について

御坊市身体障害者福祉協会の会長をしていると、会員が高齢になって介護が必要になって家族が困っているという相談を受けるようになった。
私は、日常生活は自立しているのでまだ介護をしてもらわなくてもいいが不自由な事も多い。
だから不自由な方のお世話ができたらいいが、体力的にも自分のことで精一杯で何もしてあげることができないと思っていた。
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柳岡克子の生い立ち 88、和歌山県視聴覚情報センター開所式に出席して

関係者への施設案内もあり、施設を見学した。県視覚障害者福祉協会の北口豊副会長は「視覚や聴覚の障害者にとって、施設の充実は喜ばしいこと。
ビッグ愛は利用者が多いので、障害者の有無を問わず情報提供施設の存在を知ってもらえます。
点字図書館で、機械の取扱説明書のような一般的に置いていないものを音声にしてもらおうと思います」と話していた。
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柳岡克子の生い立ち 87、和歌山県聴覚障害者情報センター

6階には耳の不自由な人に向けた「和歌山県聴覚障害者情報センター」(延べ面積308.47m2)が設置され、手話通訳した録画メディアの制作や貸し出しを行うほか、手話を録画したり字幕を入れた映像を編集できるスタジオや相談室を備えている。
さらに、手話通訳や要約筆記をする人の養成・派遣などをしたり、研修会の開催やバリアフリー映画の上映なども予定している。
交流サロンには、難聴者が話を聞き取りやすいよう床下に磁気ループを設置したり、筆談のためのホワイトボード状の机を設けるなど、配慮がなされている。
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柳岡克子の生い立ち 86、和歌山県点字図書館

2017年4月1日から和歌山市の県民交流プラザ和歌山ビッグ愛(和歌山市手平2)の中に視聴覚障害者情報提供施設がオープンし、4日の開所式に参加した。
情報のバリアフリーをめざし、様々な面で社会参加をサポートする施設だ。
3月までは和歌山市駿河町の和歌山県県身体障害者総合福祉館の中にあったが、建物の老朽化と耐震性の問題から移転を決め、県と話し合いを進めてきた。
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柳岡克子の生い立ち 85、盲ろう者へのサポート

盲ろう者は、「光」と「音」が失われた状態で生活しているため、独力でコミュニケーションや情報入手、移動ができない、あるいは極めて困難な状態に置かれている。
盲ろう者には、①情報の入手②コミュニケーション③移動という3つの困難がある。
NPO法人和歌山盲ろう者友の会は、盲ろう者が主体となって活動している団体で、盲ろう者と盲ろう者を支援する者の会だ。
ここでは盲ろう者同士が交流、コミュニケーションをとっている。
また、現役通訳介助者もいっぱいいるので安心だ。
盲ろう者が社会参加するには、盲ろう者に対する通訳・介助が必要となる。
また、盲ろう者になった時期や障がいの程度によって手話・手書き・点字・音声などコミュニケーション方法が違う。
これらのコミュニケーション技術を習得するための研修会や通訳・介助者の技術向上のための勉強会や、通訳・介助者養成講座と通訳・介助者派遣を行っている。
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