
スカートをはいている
祖母を見たことがありません。
義足のことを
人に知られたくないからと
ズボンをはいていました。
若い頃の写真を見て
はじめて
スカートをはいている祖母の姿を見ました。
今では
義足を付けることは別に恥ずかしいことはないと思いますが
当時
世間的に障害者になることは
恥ずかしいことだと思っていたようです。
杖の練習をすれば
出来たと思いますが
障害者になったことがばれると思ったようです。
義足をはいて
ズボンでスタコラ歩いていると
誰も
片足が切断されているとは
わからないのです。