和歌山大学防災研究教育センターの今西武客員教授から、絆(いとはんプロジェクト)として3W(wakayama womens wacth tower)が活動している内容について話を聴いた。
その後“トイレが大変”プログラム。備蓄食材プログラム、幼児防災教育プログラムを地域で運用していく方法などについて話し合った。
ウイズ・ア・スマイルでは、習った「トイレが大変」プロジェクトを参考にオリジナルのシナリオを作りサロンへ出前講座として新聞紙を持って作り方の説明に行った。
{説明}
避難所の運営で一番困ることは何だと思いますか?避難所に逃げたとして、ライフラインといって生活するのに一番大事で生きていくのに不便を感じるなくてはならない物、早く復旧しなければ命にかかわるものに「電気・ガス・上水道・情報(電話)道路・下水道」があります。
では水の備蓄は1日一人3リットル必要です。
これを家族の人数と日にち分備蓄しておく必要があります。
水道は復旧するのに2~3か月かかります。
プロパンは都市ガスと違ってすぐ使えますが空気より重いから下にたまります。
たまって気化すれば引火して火事になります。
電気は1週間~10日で復旧しますが、電気の使えない生活は1時間でも厳しいです。
食事も大事ですが、しばらくすれば救援物資が届きます。
しかし、女性にとっては、水が流せない状態では、たまってくるのです。
一回のトイレで約200ccとすると、一日5回として一人1リットルのおしっこと便が出ます。
これをできるだけ費用をかけないできれいに処理するため身近な新聞紙と、ペットシートを利用して簡易トイレを作るのです。まず、新聞紙を、折って入れ物を作り、この中にペットシートを入れます。
これを買い物袋へ入れて、その中におしっこを入れます。
ペットシートの給水力で1回分のおしっこが入ります。
そのままくくってゴミ箱に捨てることができます。
このセットを簡易トイレとして避難袋に入れておけばいいのです。
ということで「トイレが大変」の説明をしながら新聞紙で簡易トイレを皆で作った。
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車いすの元気配達人として全国講演活動をしています。子どもから大人まで90分のお話しがあっという間だったと好評です。そのバイタリティーがどこから来るのか実際聴いてみてください。
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