1576、障害を受け入れる

1年が終わる前に

吹奏楽部の定期演奏会がありました。

皆そのための練習に打ち込みました。

私も初めて多くの人の前で

太鼓をたたくので間違わないように

毎日欠かさず練習に行きました。

各自、少しのフレーズをソロで演奏するところがあり

私も8小節だけ他の楽器が音を出さない状態で

会場に私のドラムの音が響き渡りました。

ドラムは旋律でもないし裏方だと思っていましたが

吹奏楽では

大事な楽器だと改めて責任を感じました。

それからというもの

身体のことで泣くのはやめよう。

泣いて解決するなら

思い切り泣こう。

でも泣いても解決しないことなら

もう泣くのはやめようと

決めました。

あきらめというより

障害を受け入れた瞬間でした。

いろいろあった思春期ですが

音楽が好きな中学生活を楽しみました。

投稿者プロフィール

柳岡 克子(やなおか よしこ)
柳岡 克子(やなおか よしこ)
車いすの元気配達人として全国講演活動をしています。子どもから大人まで90分のお話しがあっという間だったと好評です。そのバイタリティーがどこから来るのか実際聴いてみてください。



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