1551、ズボンをはく祖母

スカートをはいている

祖母を見たことがありません。

義足のことを

人に知られたくないからと

ズボンをはいていました。

若い頃の写真を見て

はじめて

スカートをはいている祖母の姿を見ました。

今では

義足を付けることは別に恥ずかしいことはないと思いますが

当時

世間的に障害者になることは

恥ずかしいことだと思っていたようです。

杖の練習をすれば

出来たと思いますが

障害者になったことがばれると思ったようです。

義足をはいて

ズボンでスタコラ歩いていると

誰も

片足が切断されているとは

わからないのです。

投稿者プロフィール

柳岡 克子(やなおか よしこ)
柳岡 克子(やなおか よしこ)
車いすの元気配達人として全国講演活動をしています。子どもから大人まで90分のお話しがあっという間だったと好評です。そのバイタリティーがどこから来るのか実際聴いてみてください。



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