柳岡克子の生い立ち 142、映画「火火」上映会

8月、和歌山県の「民間への人権啓発活動委託事業」としてウイズ・ア・スマイルでは、御坊市民文化会館で映画「火火」上映会(田中裕子主演、高橋伴明監督)をした。

女性陶芸家の草分けで骨髄バンク立ち上げに力を尽くした神山清子さんの半生を描いた作品。
2人の子どもを抱え離婚した主人公が極貧の中で「伝統の穴窒を復活させたい」と奮闘する。
女性が窒に入るのが難しかった時代に、独自の作風で地位を確立した信楽焼の女性陶芸家奮闘する姿から始まる。
厳しく育てられた息子は成長して陶芸を始めるが、白血病に倒れる。
息子を救おうと骨髄移植に望みを託し、骨髄移植者を探すため奮闘し、日本で初めて骨髄バンクの立ち上げに至る。
愛情深く息子の生き様を見守り続け、息子の前では強く振る舞い、陰でむせび泣く母親の愛情を描いた。
会場の観客もすすり泣く声が聞こえた。

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柳岡 克子(やなおか よしこ)
柳岡 克子(やなおか よしこ)
車いすの元気配達人として全国講演活動をしています。子どもから大人まで90分のお話しがあっという間だったと好評です。そのバイタリティーがどこから来るのか実際聴いてみてください。



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