第2回の健康講座は、ゆら博愛園のケアマネジャーを講師に、「自宅でできるらくらく介護」と題して、食事や車いすへの移乗介助、衣服の着脱を実習した。
身体的負担をかけない介護技術を学んだ。
「全てを介助するのではなくできることは自分でさせるべき。
そうしないと残存機能を維持できなくなるし、自分でやれる事が自信につながる。食事介助では、被介護者が目覚めているか確認し、食事がしやすいよう首や口を動かす食前運動をして、食べるペースをみながら小さめのスプーンで、あごと平行に一口量ずつ食べさせるのがいい。
口腔ケアを忘れないでほしいと指導した。
衣服の着脱は、半身まひの場合、着患脱健の原則といって患部のある側から着て、健康な側から脱ぐように するのがいい。
車いすの移乗では、座った時の姿勢の右側に車いすをベッドから20~30度の角度に置いて、寝ている患者を起こす際は楽にできるようにS字に動かしながら起こせばいい。足をうまく使って最小限の力で移動させるポイントを伝授した。
参加者らは、ペアを組んで練習しコツをつかんでいた。
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車いすの元気配達人として全国講演活動をしています。子どもから大人まで90分のお話しがあっという間だったと好評です。そのバイタリティーがどこから来るのか実際聴いてみてください。
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