1289、「ふるさとテレワーク」の推進

平成29年10月10日、和歌山イコール会議は、南方熊楠記念館見学班と押し花キーホルダーの制作班に分かれ、私は押し花キーホルダーを作りました。その後、白浜町ITビジネスオフィスに2015年から開設しているセールスフォース・ドットコム社白浜オフィスを視察しました。地方創生のため、企業誘致に力を入れる地方自治体も増えてきました。総務省は、2015年度より「ふるさとテレワーク」を推進しています。これは、都市部の企業が一部の仕事を地方のサテライトオフィスやテレワークセンターに移転し、地方でも都市部と同じように働ける環境を実現するものです。地方への人や仕事の流れを促進することで、柔軟な働き方の実現や地元産業への刺激など、地方創生・地域振興を達成します。

2015年、総務省ふるさとテレワークの採択を受け設立された白浜町ITビジネスオフィスは、元生命保険会社の保養所を県の補助金で買い取り、改修し、6社入っています。サテライトオフィス長の吉野隆生さんは、オフィス設置にあたりいくつかの候補地から最終的に白浜町を選んだ理由の一つに、羽田空港から南紀白浜空港まで約1時間、1日3便往復運行という交通の利便性をあげています。さらに、白浜町は比較的穏やかな気候で、海水浴場や温泉を有する観光地としても有名です。インターネットやメディア取材では、海が見えるリゾート風オフィスとしてその景観の良さが話題になっています。サテライトオフィスを開設して現在成功例として全国からの視察が多く、2年間で600名余りの訪問者を数えるそうです。

都心の通勤ラッシュがなく通勤時間を大幅に短縮できるので、ゆとりある時間を子育てや趣味、自己投資に充てることができ、ワーク・ライフ・バランスの改善に繋がります。地域への恩返しをしたいと考え、IT人材の育成に取り組んでいます。10年後、20年後に貴重なITの人材になるべき子どもたちに、子ども向けのプログラミング教室を開催しています。白浜スタッフは地域行事やボランティア活動にも参加しています。このオフィスで働くのは男性6名、女性4名の10名で、吉野さんは家族で白浜に移住し他の社員は3ヶ月で東京本社と入れ替わります。現在障害のある方はいないそうですが、パソコンでのデスクワークなので、ぜひ障害者の雇用も考えてほしいとお願いしました。

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柳岡 克子(やなおか よしこ)
柳岡 克子(やなおか よしこ)
車いすの元気配達人として全国講演活動をしています。子どもから大人まで90分のお話しがあっという間だったと好評です。そのバイタリティーがどこから来るのか実際聴いてみてください。



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