ストマケアは「医行為」で看護師などしか出来ないと思われていました。オストメイトは、本人や家族が加齢、認知機能の低下、病態の悪化などからケア不足になるなど在宅でのケアサービスを必要となった時、介護福祉士、ヘルパーなど医療職以外の人による排泄ケア、ストーマ管理が可能かどうかとても不安です。(公社)日本オストミー協会は、平成12年に厚生労働省医政局医事課に①ストーマ装具の交換を医行為とした法解釈の変更②介護職に対するストマケア研修の実施③看護職と介護職連携によるオストメイトの在宅介護を主とする要望書を提出しました。その後度重なる折衝の末、平成23年に、医事課長より「ストーマ装具の交換は原則として医行為に該当しない」との従来の法解釈を変更する回答を得ました。それでヘルパーや介護福祉士によるストマケアが可能となりました。
2018年9月11日、訪問介護事業所協議会の研修の中で、オストメイトやストマについて知っていただくためお話させていただきました。
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車いすの元気配達人として全国講演活動をしています。子どもから大人まで90分のお話しがあっという間だったと好評です。そのバイタリティーがどこから来るのか実際聴いてみてください。
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