明け方、少し意識が戻ったら野口の河川敷で救急車に乗せられているようでした。フワッと身体が浮いたような気がしたらドクターヘリで運ばれていました。15分ほどで和医大の屋上に到着し、意識がもうろうとした中、手術の同意書やらなんやら説明を聞いていました。そして麻酔をかけられ手術室に入りました。
目が覚めた時には、ICUで白い天井しか見えなく器機につながれていて身動きが取れませんでした。面会時間に母にこそっと携帯電話を持ってきてと頼みました。時刻を見たら1日飛んでいて誕生日になっていました。どれぐらい眠っていたかもわかりません。友達からの「誕生日おめでとう」のメールが入っていて、しっかり私は生きていると実感しました。年を取ることがこれほどありがたいと思った日はありません。
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車いすの元気配達人として全国講演活動をしています。子どもから大人まで90分のお話しがあっという間だったと好評です。そのバイタリティーがどこから来るのか実際聴いてみてください。
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