2012年11月15・16日には田辺市熊野ツーリズムビューローが和歌山県新しい公共の場づくりのためのモデル事業として「バリアフリー熊野古道&川湯温泉モニターツアー」を企画。私もモニターとして参加させてもらいました。こちらは家族や友人のグループに障害者や高齢者がいるという設定だったので集合の秋津野ガルデンまで自家用車で行き、すべての行程を列を連ねてついて行くということになりました。私も母を隣に紅葉を眺めながら運転しました。今回はモニターツアーということで、NPO法人WACわかやまのボランティアさんや看護師さんも同行する中、車いすを使っている4組8名の障害者が参加しました。まず熊野古道館を語り部さんの説明で見学し、滝尻王子を参拝しました。夜は、川湯温泉に宿泊し、旅の疲れをとりました。あくる日は、語り部さんの案内で水呑王子と発心門王子を参拝し、熊野古道弁当を食べました。季節のおかずにめはり寿司やいなり寿司、赤飯のおにぎりなど修験道の風情をかもしだしたおいしいお弁当でした。昼からは、熊野本宮大社を参拝しました。今回は、車いすの前輪にロープを付けて二人で引っ張ってもらい砂利道を進みました。世界遺産となると、舗装やスロープ、手すりなど取り付けにくくなりソフト面でのバリアフリーとなりました。最後に大斎原を見学し解散となりました。
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車いすの元気配達人として全国講演活動をしています。子どもから大人まで90分のお話しがあっという間だったと好評です。そのバイタリティーがどこから来るのか実際聴いてみてください。
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