2017年4月1日から和歌山市の県民交流プラザ和歌山ビッグ愛(和歌山市手平2)の中に視聴覚障害者情報提供施設がオープンし、4日の開所式に参加した。
情報のバリアフリーをめざし、様々な面で社会参加をサポートする施設だ。
3月までは和歌山市駿河町の和歌山県県身体障害者総合福祉館の中にあったが、建物の老朽化と耐震性の問題から移転を決め、県と話し合いを進めてきた。
ビッグ愛の5階には目の不自由な人に向けた「和歌山県点字図書館」(延べ面積360.52m2)が設置され、ボランティアの人たちが小説や雑誌を点訳した点字図書およそ9,600冊や、音声を収録した録音図書およそ4,800巻を所蔵している。
そのための点訳など各種ボランティアの募集を随時実施している。
また、個人的な手紙から本の製本まで様々な用途に対応した点字製版機が備えられている。
画期的なのは、インターネットの情報システムで、全国の点字図書館をネットワークで結び、必要な図書を検索でき、点訳してほしい図書のリクエストや図書の貸し出しも受け付けられることだ。
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車いすの元気配達人として全国講演活動をしています。子どもから大人まで90分のお話しがあっという間だったと好評です。そのバイタリティーがどこから来るのか実際聴いてみてください。
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