パソコン要約筆記は、パーソナルコンピュータをプロジェクタに接続し、音声情報をパソコンに入力し、スクリーンに映し出す。
入力スピードが120字/1分と多く、単語登録機能などで作業効率が向上し、手書き要約筆記に比べ情報提供量が多いのが特徴だ。
講習会では、福祉大会での司会者の日程の説明を、聴覚障害者に伝える実習をした。
テープから流れる言葉を文字にするのだが、ついて行くのが精いっぱいだった。
二つ目は、町内会の旅行の行程を町内会長が説明する場面だった。
場所や会費についてきちんと伝えることができるかどうか書いてみて、数字が一杯出てきて、後で見てそれが出発時間なのか、積立金なのか、旅費なのか、舌足らずで正確に伝えられていないように思った。
このようにかなりの訓練が必要で、ボランティアとして活躍できるまで多くの方に要約筆記を知っていただき、学習して技術を身につけていただきたいと思った。
これからは、パソコン要約筆記が主流になるだろう。
パソコンを使える人が増えてきたのだから、ぜひスピードだけでなく略語なども覚えて通訳者(奉仕員)が増えることを願っている。
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車いすの元気配達人として全国講演活動をしています。子どもから大人まで90分のお話しがあっという間だったと好評です。そのバイタリティーがどこから来るのか実際聴いてみてください。
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