耳が不自由な人のコミュニケーション手段といえば手話を思い浮かべる人がほとんどだ。
生まれつき聴覚に障害があったり、幼少期に失聴すると、ろう学校などで、手話で友達と会話したり、口話などを学習して自然に身についていく。
ところが、もともと聞こえたのに、病気や事故などで人生の途中で聞こえなくなった人にとっては手話を学習するのは難しく、時間がかかり大変だ。
最近、突発性難聴の患者が増えている。また、薬の副作用で聞こえにくくなる方もいらっしゃる。
聞こえにくくなるにつれコミュニケーションが不自由になり、情報を得にくくなる。
見た目では難聴者であることがわかりにくく、普通にしゃべることができるので理解してもらいにくい。
このような、中途失聴者のコミュニケーション手段として、要約筆記がある。話の内容の要点を書いて伝える方法だ。
講演会など大勢の場所では、スクリーンに映し出す方法もある。
難聴者は、要約筆記を使い、社会参加が増えて、中途失聴・難聴者協会に入り、友人もでき、難聴者同士気楽に会話を楽しめるようになっている。
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車いすの元気配達人として全国講演活動をしています。子どもから大人まで90分のお話しがあっという間だったと好評です。そのバイタリティーがどこから来るのか実際聴いてみてください。
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