柳岡克子の生い立ち 78、手話を習う

御坊市身体障害者福祉協会の会長をしていると、会員には聴覚障害者がいる。
会長になった頃カラオケ大会を企画してクレームが来た。
私は、聞こえない世界もしゃべれない苦しみもわからなかった。
まず、会議をするにもコミュニケーションが取れないのだ。
会議を開くたびに手話通訳を頼んだ。

手話は「あいうえお」の五十音、またはアルファベットをあらわす指文字と、「空」「ペン」などの名詞、「歩く」「起きる」などの動詞、「おいしい」「楽しい」などの形容詞といった具合に決まったサインがある。
私は、振興局の健康福祉課が主催する手話基礎講座を受講した。
月2回、初心者が集まって楽しく覚えた。
まず自分の名前を指で表せるようになり、自己紹介をし合った。
半年ぐらいたった頃、聴覚障害者に使ってみたくなった。
たどたどしく私の不自由な指では表わしにくい単語もあったが精いっぱいの表現をわかってくれた時はうれしかった。
手話を習うには実際聴覚障害者と会話するのが一番だと思った。
地域に手話サークル「ひまわり」がある。
火曜日の夜、聴覚障害者のコミュニケーションの場として手話で会話を楽しむサークルだ。
手話をもっと極めたい方。
通訳士の資格をめざしている方。
ボランティアをしたい方など年齢も性別もばらばらだが静かな空間で会話が飛びかっていた。

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柳岡 克子(やなおか よしこ)
柳岡 克子(やなおか よしこ)
車いすの元気配達人として全国講演活動をしています。子どもから大人まで90分のお話しがあっという間だったと好評です。そのバイタリティーがどこから来るのか実際聴いてみてください。



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