近い将来発生すると予想される地震など災害に備え、御坊市では勉強会をしたり、自主防災組織ができるなど様々な取り組みがされている。
しかし、体に障害を持つ私たちはなかなか参加しにくく、災害はいつどこで起こるかわからず日々不安は募るばかりだ。
障害があっても生きる権利は尊重されなくてはならない。
そこで、災害時にはややもすると見捨てられてしまうのではないかという障害者の不安を少しでも解消し、地域の皆様と一緒に助け合いの心を分かち合い、防災意識の向上のため障害者の避難訓練を企画提案した。
障害者がモデルとなった訓練は県下でもはじめてだということで注目された。
「和歌山県民間への人権啓発活動委託事業」という県の補助金をいただき開催できることになった。
この事業は、平成18年度、和歌山県人権施策推進課が県民の人権意識の高揚に寄与すると認められる独創的・先進的な事業を募集し、選考の結果、総合的に高い評価で選ばれたものだ。第1部では、ゆら博愛園の社会福祉士湯川光永様に「いざという時の避難誘導を知っとこう」と題して講師をしてもらい介護教室をした。
御坊消防署の皆様の指導により担架の作成と運搬方法の実習も行った。
第2部は外に出て、起震車体験と消火器の使い方の指導を受けた。
また、ロビーには、非常食の試食、展示、販売もした。
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車いすの元気配達人として全国講演活動をしています。子どもから大人まで90分のお話しがあっという間だったと好評です。そのバイタリティーがどこから来るのか実際聴いてみてください。
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