2005年3月に神戸学院大学同窓会「翠陵」に掲載された原稿です。
障害を感じさせないチャレンジャー(インタビュー形式)
*病気をしたそうですが
シドニーの予選前は卓球の練習をかなりがんばっていて、足が痛くなりました。錠剤の非ステロイド性解熱鎮痛剤を使い、副作用で胃を悪くし、座薬で腸管から出血しトイレで意識を失い倒れました。幸い発見が早く命を取り留めましたがその後しばらく何も食べることができず、改めて健康のありがたさを感じました。多くの人が心配してくれ本当にうれしかったのですが、中でも昔の教え子が「先生に元気もらったから、先生の元気ないときには元気あげる」と嫁さんと子どもをつれて駆けつけてくれ数年ぶりの再会でりっぱに働いている様子を聞き、教師冥利につきました。その後も練習すれば痛み、薬を飲めば下血し入退院を繰り返しました。薬のことを知っているのに使ってしまう人間の弱さを感じます。これからは卓球も程々にして体を大切にしたいと思います。
投稿者プロフィール

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車いすの元気配達人として全国講演活動をしています。子どもから大人まで90分のお話しがあっという間だったと好評です。そのバイタリティーがどこから来るのか実際聴いてみてください。
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