796、岡山刑務所見学

平成28年7月7日、岡山刑務所(敷地面積96,824m2)を見学しました。刑務所は、刑事施設と呼ばれ受刑者を収容し刑の執行を通じて社会への円滑な復帰など社会適応性を実現するための施設です。そのために犯罪の責任を自覚させ、立ち直りの意欲を喚起し、社会生活に適応する力を身につけさせるため「矯正指導」を行っています。

 岡山刑務所は、初犯で懲役10年以上の男性(LA)約500人を収容しています。1995年に514人でしたが、2006年の860人をピークにその後は東北の震災やオリンピック関連の仕事が増え犯罪に走る人は減っています。収容者のうち半分が無期懲役で、98パーセントが殺人、傷害致死、強盗殺人、放火、性犯罪など生命に関する犯罪です。裁判員制度の導入などで被害者感情を尊重した近年の厳罰化の影響でさらに刑期が延び、60歳以上が占める割合は約3割で、平均年齢52歳、最高齢82歳の方は無期懲役なので出られないでしょう。短期施設より受刑者が高齢化する傾向にあります。また、高齢者の殺人や強盗が増えているのも高齢化に拍車を掛けています。受刑者の高齢化が進んで慣れない介護が増え、業務の負担は重くなっています。介護態勢の拡充に向け、今いる看護師資格の取得者(約10人)に加え、介護士、理学療法士などの資格を持つ刑務官の配置もめざしています。

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柳岡 克子(やなおか よしこ)
柳岡 克子(やなおか よしこ)
車いすの元気配達人として全国講演活動をしています。子どもから大人まで90分のお話しがあっという間だったと好評です。そのバイタリティーがどこから来るのか実際聴いてみてください。



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