794、地域コミュニティセンターとしての役割

日蓮宗行善寺住職、故・雄谷本英氏(初代理事長)が宗教誌の販売をしながら戦災孤児や障害児など行き場のなくなった子どもたちを庫裏に引き取ったことから始まりました。昭和35年、障害児施設として「佛子園」を設立し、社会福祉法人となりました。その後シェア金沢をはじめたくさんの施設が出来ました。能登町にクラフトビール工場「日本海倶楽部」やレストランを作り障害者の就労支援をしています。その中で小松市野田町に2004年に後継者不在のため廃寺となり荒れ果てていた西圓寺を譲り受け自分たちで整備し、高齢者・障害者の福祉施設として再利用した「三草二木 西圓寺」は、地元住民と高齢者たちが交流を深める地域コミュニティセンターとしての役割をしています。福祉の拠点(高齢者デイサービス・障がい者の生活介護)でもあり、働く場(ワークシェア・就労継続支援B型施設)の機能も備え、「西圓寺温泉」という「みんなが集える4つの機能」として様々な施設が融合しており、地域の方々が気軽に立ち寄ることのできる場所としてライブが行われたり、住人同士が分け隔てなく、ともに支え合い、暮らしを営むための「よりどころ」となっています。

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柳岡 克子(やなおか よしこ)
柳岡 克子(やなおか よしこ)
車いすの元気配達人として全国講演活動をしています。子どもから大人まで90分のお話しがあっという間だったと好評です。そのバイタリティーがどこから来るのか実際聴いてみてください。



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