
一般社団法人和歌山県聴覚障害者協会は、大正11年に発足した日本聾唖協会和歌山部会にルーツがある古い会です。昭和33年に改称し、45年に「手話サークルたんぽぽ」を立ち上げるなど活動しています。今年4月からビッグ愛に視聴覚障害者情報提供施設が開設されたことは素晴らしいことです。昨年障害者差別解消法が施行されたのにともなって和歌山市では手話言語条例、障害者差別解消条例が可決されました。9月議会では4月の橋本市に続いて日高川町でも手話言語条例が可決されるなど社会参加への理解のある行政もあります。残念ながら御坊市では「国による手話言語法の制定が先だ」と議員の一般質問に対して回答がありました。見えない、聞こえないの2重の障害を持つ盲ろう者友の会では、通訳者の養成とコミュニケーションができる施設の整備を要望しています。
この他にもさまざまな障害者団体があり、団体に所属していなくても障害者は、障害がそれぞれ違うので悩みや願いが皆違います。障害があっても1人1人の命が尊重され、幸せに暮らせることを願って皆で分かち合い支え合える社会を望んでいます。
投稿者プロフィール

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車いすの元気配達人として全国講演活動をしています。子どもから大人まで90分のお話しがあっという間だったと好評です。そのバイタリティーがどこから来るのか実際聴いてみてください。
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