754、NHK障害福祉賞50年発行裏話

NHK障害福祉賞受賞者の中からNHK教育テレビ「きらっといきる」にゲストとして出演することになり4日かけて私を密着取材してくれました。母も「障害のあるお子様を産んで大変でしたね?」とインタビューされ、「歩けたことも喜び、学校に行けたことも喜び、仕事が出来るようになったのも喜びで、60点ぐらいの普通のお子様なら40点の喜びをもらえますが、0点の仮死状態で産まれゼロからスタートしたので、100点分の喜びをいただけて私は幸せです」と答えました。母は、放送を楽しみに友達に「テレビ出るから見てね」と触れ回り、オンエアでカット。私は「大変でした」と涙の一つでも流しておけばカットされることはなかったのではないかと思いました。苦労した母親でないと絵にならないのです。きっと苦労はしているでしょうが、母には吹き飛ばす明るさがあり障害者の番組にはふさわしくなかったのでしょう。スタジオ収録の際、「夢は何ですか?」と聞かれ、「メダルを取って日の丸を揚げたいです」と言ったら「微妙な時期なのでそのセリフはカットされるかもしれませんよ」と言われました。幸い収録と放送日の間に国旗国歌法案が可決される見通しとなりオンエアされました。

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柳岡 克子(やなおか よしこ)
柳岡 克子(やなおか よしこ)
車いすの元気配達人として全国講演活動をしています。子どもから大人まで90分のお話しがあっという間だったと好評です。そのバイタリティーがどこから来るのか実際聴いてみてください。



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