参加者130名はそれぞれの活動が忙しくなり、現在会員は40名ですが、今年の総会で20周年記念事業をすることになり、21日、県立図書館で特定非営利活動法人国境なき医師団日本前会長の黒崎伸子氏を講師に「人道的医療援助活動の現場から~ジレンマと挑戦~」という演題で講演をしてもらいました。黒崎さんは、外科医であり長崎県女性医師の会副会長、日本BPW連合会会長を務めるなど社会活動に熱心です。国境なき医師団は、1971年にフランスで設立され、1992年に日本事務局が発足しました。独立・中立・公平の原則に基づき、政治経済宗教のいかなる影響も受けずに活動している非営利で国際的な民間の医療・人道援助団体です。ボスニア、ソマリアなどの紛争地や、感染症がまん延する地域、ハイチ大地震や東日本大震災などの自然災害の被災地で、緊急医療援助活動を行ってきました。活動資金のほとんどを民間からの寄付でまかなっており、1999年にはノーベル平和賞を受賞しました。約世界70の国と地域で、日本人医師や看護師をはじめとする約3万6000人のスタッフが、援助活動を行っています(2013年度)。
この度、20周年記念講演会を開催するにあたって、このような素晴らしい講師のお話しを聞くことが出来、国際的な視野に立って女性が人道支援している現状を知り「今日までの20年、そして今日からの20年!未来に向かってはじめての一歩」というテーマにふさわしい活動の原点を見つめなおすことが出来ました。
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車いすの元気配達人として全国講演活動をしています。子どもから大人まで90分のお話しがあっという間だったと好評です。そのバイタリティーがどこから来るのか実際聴いてみてください。
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