このように忙しくあっという間の3日間にわたってのロケも終了し、お世話になったスタッフの方とのお別れが来た。
ディレクターの織田さんは、これから局に戻って編集に入るが他の3人は、別の撮影で全国を飛び回るらしい。
しばらくして「編集終わりました」と織田さんから電話が入った。
料理のシーンは、大学時代自炊していたから上手にチキンライスを作り過ぎたようだった。
障害者はこぼしたり下手な方が絵になるようだ。
「お母さんのインタビューよかったのですが、10分におさまりきれなくて残念です」だとさ。
私は思った。
「大変でしたね」と聞かれた時「大変でした」と涙の一つでも流しておけば採用されたのではないかと。
「一緒に死のうと思ったことがある」とか言うとなおさら障害者番組としてふさわしかったのではなかろうか?
「実はわかやま卓友会もカットです」
「えっ、せっかく和歌山まで車の後ろついて来てくれて半日がかりで撮ったのに」
まあ、10分の映像のために4日もかけて、ほとんどカットだなんて、大変なお仕事だなあと思った。
編集でカットされてしまった部分が多いので申しわけなく思っている。
ご協力いただいた皆様には感謝の気持ちでいっぱいだ。
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車いすの元気配達人として全国講演活動をしています。子どもから大人まで90分のお話しがあっという間だったと好評です。そのバイタリティーがどこから来るのか実際聴いてみてください。
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