616、女性の立場から憲法を考える

5月3日は憲法記念日で、国民の祝日に関する法律では、日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する日となっています。
 第2次世界大戦後に連合国軍総司令部(GHQ)の一員として日本国憲法の草案作成に携わり、男女平等などの条文を盛り込んだベアテ・シロタ・ゴードンさんが昨年12月30日、膵臓がんのため89歳でニューヨークの自宅でお亡くなりになりました。1923年、オーストリアに生まれ、著名ピアニストだった父のレオ・シロタさんが作曲家の山田耕筰氏の招きで、当時の東京音楽学校(現東京芸術大学)の教授に就任したことをきっかけに1929年に来日し、少女時代の10年間を日本で過ごしました。日米開戦前に、大学進学のため日本を離れて米国に渡りますが、戦後GHQ民政局の一員として来日し、憲法の草案作成指令を受けて人権小委員会に所属。女性の権利を明記することに尽力することになります。その起案した内容が14条(法の下の平等)、24条(婚姻における両性の平等)につながったのです。参照 憲法に男女平等起草秘話(岩波ブックレットNO.400)
   ベアテと語る「女性の幸福と憲法」(昌文社)

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柳岡 克子(やなおか よしこ)
柳岡 克子(やなおか よしこ)
車いすの元気配達人として全国講演活動をしています。子どもから大人まで90分のお話しがあっという間だったと好評です。そのバイタリティーがどこから来るのか実際聴いてみてください。



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