五山の送り火にと岩手県から届いた薪から「放射線」が出たから燃やせないなど、慎重しすぎる行政の対応は被災地の人の心を傷つけます。確かに何百キロも離れた所でも汚染はされているでしょうが、福島の原発内で毎日働いている作業員は今もいくらかの「放射線」を浴びながら仕事をしているのですからこちらの方がはるかに心配です。福島の原発事故で「放射線」が原因で亡くなった人は事故から半年たった今もいません。そんな中でも交通事故や自殺で毎年何万人も死んでいる現状をどうとらえますか?交通事故の危険性があるからといって車も電気もない生活ができますか?今回の事故がなかったら、電気がどうして作られているか関心もなかった人がほとんどでしょう。CO2の排出がなくてエコだからと電気自動車やオール電化が売れたと思うと、電気が足りないから節電だと、右向け右、左向け左で世論が左右される国民性が怖いのです。
「放射線」は悪者なのでしょうか?今マスコミで取り上げられているベクレルやシーベルトという単位は研究者の名前です。それほどまでに文明の発達に貢献した「放射線」が嫌われ者になるのは心外です。
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車いすの元気配達人として全国講演活動をしています。子どもから大人まで90分のお話しがあっという間だったと好評です。そのバイタリティーがどこから来るのか実際聴いてみてください。
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