586、母の日にあたって

私の母サト子(82)は、常照寺の五男で御坊市議会議長や御坊農協組合長を勤めた哲量の次女として、御坊市薗で生まれました。和歌山県庁に勤めていた父楠美とは近所で幼馴染だったそうです。結婚してなかなか子どもに恵まれず3年目にやっと産まれた女の子が1ヶ月で亡くなり、2年後産まれた待望の赤ちゃんが私でした。ところが仮死状態であちこちに異常があって、日赤和歌山病院へ入院した私の看病のため、母は南海バスの事務員を退職しました。私は母の苦労を知りませんがたくさんの手術やリハビリ、マッサージなど2年半後に歩けるようになり退院するまで大変だったと思います。入院中から7つ下の弟が産まれるまで毎日本を読んでくれました。

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柳岡 克子(やなおか よしこ)
柳岡 克子(やなおか よしこ)
車いすの元気配達人として全国講演活動をしています。子どもから大人まで90分のお話しがあっという間だったと好評です。そのバイタリティーがどこから来るのか実際聴いてみてください。



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