パラリンピックは、1944年、イギリスのグットマン医師は、スポーツを治療に取り入れる方法を用いてロンドンオリンピックにあわせてストーク・マンデビル病院内で車いす患者によるアーチェリー大会を開催したのが原点です。パラリンピックは障害者にスポーツ活動の機会を提供する理念「機会均等と完全参加」と、「障害者のスポーツのエリート性」を表す言葉になりました。脊髄損傷者だけでなく、手足の欠損や、脳性まひ、視覚障害などの障害者も出場できるようになり「もう一つのオリンピック」と呼ばれるにふさわしい、世界最高峰の障害者スポーツ大会へと発展し続けています。1988年、のソウルパラリンピックでは、オリンピックとパラリンピックを連動させオリンピックで使用した会場も使用できるようになりました。ロンドン大会は視覚障害者のゴールボールで金メダルを取るなど、今まであまり知られていなかった種目も注目され意義はありました。知的障害の競技が正式種目としてパラリンピックに参加できるようになったのは、アトランタパラリンピックからですが、シドニー大会で不正が発覚し、今回のロンドンで12年ぶり復活となりました。
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車いすの元気配達人として全国講演活動をしています。子どもから大人まで90分のお話しがあっという間だったと好評です。そのバイタリティーがどこから来るのか実際聴いてみてください。
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