薬事法改正により、登録販売者という新しい資格ができました。この資格を取得すれは、医薬品販売業の許可を得た店舗で、第二類及び第三類医薬品(一般用医薬品の約95%)の販売を行うことができるようになります。全国で実施された第一回の試験では、総受験者数約6万人、合格者総数約4万人、平均合格率は約68%(和歌山県54.5%)で都道府県の登録を受けて店舗に従事することができます。高卒なら実務経験が1年以上あれば、受験資格が得られるということで人気の資格となっています。
これは医薬品に関する情報提供を行うことができる人材を増やし、店頭で資格を持った人が説明し、医薬品を適切に使用して頂くということです。あたかも店舗に行けない高齢者や障害者がネット販売を望んでいるように言われていますが、何種類もの医薬品を複数の医療機関で処方してもらったり、いろいろな一般用医薬品を飲んでいる可能性の高い人なら、なおさら専門知識を持った人のアドバイスが必要なのです。顔色やしゃべり方、熱や吐き気などだまっていても気づいてもらえる人間関係の中から、信頼が生まれ適切な判断に基づいた早急な対応ができるのです。
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車いすの元気配達人として全国講演活動をしています。子どもから大人まで90分のお話しがあっという間だったと好評です。そのバイタリティーがどこから来るのか実際聴いてみてください。
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