最近、専門書などインターネットを利用して買い物をすることが多くなりました。近くの本屋には並んでいない書籍などは少し手数料がかかっても、遠方まで買い物に行くことの不便さや交通費を考えると安くつきます。私は、臭いや肌触りのわからない物を買うのには抵抗がありますが、この不況のさなかネット販売の売れ行きは好調だそうです。そのネット販売で、今議論されているのが医薬品の販売です。
医薬品、医薬部外品、化粧品及び医療機器に関する運用などを定めた薬事法が改正され、その大半が2009年6月に施行されます。施行に合わせ、厚生労働省は、安全が確保できないとして、インターネットなどによる一般用医薬品の通信販売で、販売することのできる医薬品を定めた省令改正を行う方針を固めました。ネット販売業界は時間的な制約がある人や、外出が困難な高齢者や障害者、近くに薬局などがない地域の住民にとって消費者の利便性を損なうとして反対しています。
一方、日本薬剤師会、日本医薬品登録販売者協会、日本置き薬協会、日本チェーンドラッグストア協会などの9団体は、「医薬品を安全にかつ適正に使用してもらうためには、対面販売が必須であります。国民の安心と安全を守るため、インターネットによる医薬品の販売を阻止します。」との声明を発表しました。
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車いすの元気配達人として全国講演活動をしています。子どもから大人まで90分のお話しがあっという間だったと好評です。そのバイタリティーがどこから来るのか実際聴いてみてください。
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