柳岡克子の生い立ち 36、休日急患診療所の仕事

ドラッグストアは一般販売をしていた。
ドリンク剤や箱入りの薬を販売したり、お客さんからの健康相談にのった。
副作用のきつい薬より少ない方を薦めたり、飲み方の説明をした。
薬だけでなく健康食品など売っているもの全ての情報提供ができるように勉強した。
顔なじみの人もよく訪ねてくる。
自分の専門知識を活かしながら、そうした人たちの役に立てるのがやりがいにつながっている。
病気になって落ち込んだ患者さんが来られたときに、私に会うと元気になると言ってもらえた時は特にうれしかった。
仕事が楽しく、薬剤師になってよかったと思った。

地域に休日急患診療所ができた。
医薬分業を進めるため、一般販売しかしていなかった薬局の薬剤師にも調剤業務をできるようにまずここでローテーションを組んで仕事をした。
2か月に1度ぐらいのペースで順番が回ってきて、日曜日にここで働いた。
多い日には1日70人もの患者が診察に訪れたこともある。
医師は医師会から1人。
薬剤師は薬剤師会から2人ずつ選ばれた。
私は、自宅から椅子を持参して立ち仕事の負担をカバーした。
しかし、高いところの棚の薬は届かないのでペアの方に取ってもらった。
「気にしないで」という皆の優しさが心に染みた。

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柳岡 克子(やなおか よしこ)
柳岡 克子(やなおか よしこ)
車いすの元気配達人として全国講演活動をしています。子どもから大人まで90分のお話しがあっという間だったと好評です。そのバイタリティーがどこから来るのか実際聴いてみてください。



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