「たばこ問題を考える会・和歌山」代表世話人、畑中孝之さん(63)です。畑中さんは、平成9年、喉頭がんが見つかりました。それで53歳の時に声帯を取りました。首に当てた電動式人工喉頭からロボットのような声がします。16歳前後でタバコを吸い始め、1日約50本吸った時期もあるとのことです。何度も禁煙を試みましたが、がんになるまで止められなかったそうです。喫煙者を非喫煙者と比べた場合、がん発症率が高くなるとされ、咽頭がんは32・5倍に上るという研究もあります。禁煙の重要性を感じた畑中さんは、県内外で講演し、「和歌山禁煙教育ボランティアの会」が行う出前授業にも一緒に行ってくださいます。タバコのせいで障害者になってしまったことを堂々と語る姿に子どもたちの心が動かされるのです。
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車いすの元気配達人として全国講演活動をしています。子どもから大人まで90分のお話しがあっという間だったと好評です。そのバイタリティーがどこから来るのか実際聴いてみてください。
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