ゲームは、様々な状況を設定された問題カードを使ってその問題に各自が「A」又は「B」で答え、その判断を多数決によって勝者を決定します。勝者はポイントとして「青い座布団」のカードをもらうことができ、その数を競うというものです。なお、少数意見も貴重であるという観点から、その意見が1人のみだった場合には、その人は「金の座布団」のカードがもらえます。しかし、判断に優劣をつけるのを目的としているのではなく、「自分の判断・意見」をしっかりと認識して持つことが大切です。
例えば「あなたは食肉加工品会社工場長です。」「月曜日の朝、冷凍庫トラブルで庫内温度が10度になっているとの報告を受けた。庫内の冷凍鶏肉のほとんどがまだ凍っているが、在庫量は多い。そういえば、最近鶏肉由来の食中毒の発生が多いと聞いた。あなたは、鶏肉の廃棄を指示する?しない?」Aは「指示する」Bは「指示しない」でどちらかのカードを一斉に出してもらいます。5人のグループでは3対2なら3人の意見の人に青い座布団です。4対1なら1の意見の人が金の座布団をもらえます。5対0ならだれもカードはもらえません。
私は、以前職場のアイスクリームが冷凍庫の故障で溶けてしまいました。その時社長の判断ですべて廃棄した経験があります。お客様第1の会社では当然の判断だと思います。同じ様に我が家も先日冷凍庫が故障しました。母はもったいないからと中に入れていた肉や魚を一つずつ臭いを嗅ぎ安全を確認した上で家族で食べました。同じようなことでも立場が変われば対応が異なります。
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車いすの元気配達人として全国講演活動をしています。子どもから大人まで90分のお話しがあっという間だったと好評です。そのバイタリティーがどこから来るのか実際聴いてみてください。
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