登録をしたからといってすぐに提供者になる方もいれば、全く連絡がない方もいます。患者さんとのHLAの型が一致して初めて提供の意思を確認する書類が届きます。その後コーディネーターと調整医師の詳しい説明と問診を受け、提供の意思に変わりがなければ、健康状態などを調べるための採血をし、ドナーに選ばれると、家族を交えて最終同意書にサインをします。骨髄液の採取は全身麻酔により、腰の骨に針を刺して骨髄液を500~1000ml吸引します。4日程度の入院が必要です。和歌山県では、県立医科大学附属病院と日赤和歌山医療センターが移植の認定病院となっています。
平成22年10月から非血縁者間の「末梢血幹細胞移植」が導入され、白血球を増やすG-CSFを注射後4~5日目に1泊2日の入院で造血幹細胞を採取することによって全身麻酔の必要がなくなりました。
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車いすの元気配達人として全国講演活動をしています。子どもから大人まで90分のお話しがあっという間だったと好評です。そのバイタリティーがどこから来るのか実際聴いてみてください。
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