504、車いすは恥ずかしくない

私は生まれつき足が不自由でしたが、少しは歩けたので車椅子に乗ることに抵抗がありました。10年ぐらい前までは、自分の心の中でふんぎりがつかなくて、知り合いに出会った時に「歩けんようになったの?」と聞かれたらいややなあ。という恥ずかしさ照れくささ、変なプライドが交錯して、広いショッピングセンターから足が遠のいていきました。そんな時、県外での講演が多くなり、電車を使って行くのに都会の駅の構内が広くて、車椅子の方が歩くより早くて便利なことわかりました。しかも県外なので知っている人もなく、堂々と障害者として講演するのには車椅子の方が都合がよかったのです。

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柳岡 克子(やなおか よしこ)
柳岡 克子(やなおか よしこ)
車いすの元気配達人として全国講演活動をしています。子どもから大人まで90分のお話しがあっという間だったと好評です。そのバイタリティーがどこから来るのか実際聴いてみてください。



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