車椅子一つとってもこんなにたくさん種類があります。スポーツ用を入れるとまだいっぱいあり、しかもその人の障害にあわせて作ってくれます。このような車椅子の相談や自宅のバリアフリーなどについて相談にのってくれるのが、福祉住環境コーディネーターです。高齢者や障害者が安全で快適な生活を送るための環境を提案するアドバイザーです。トイレや階段に手すりをつけたり、段差をなくしたりといった住まいのバリアフリー化を進めるだけでなく、介護用品や生活用具の開発・販売にも関わる仕事です。福祉と医療、建築の知識を身につけ、的確に高齢者などの住環境の整備に取り組める専門能力を評価するため検定試験があります。2級合格者は、介護支援専門員(ケアマネージャー)と協力して、介護保険における住宅改修理由書作成の権限が認められ、実際の現場で数多くの方が活躍しています。私は、以前、御坊商工会議所や雇用能力開発機構で2級検定合格のための講座の講師をさせてもらっていました。看護、介護、事務、建築関係の仕事に従事されている方など様々な職種の方がバリアフリーに関心を持ってくれ実際の仕事に生かしたいと思ってくれ検定を受検しようという意気込みに私も感動し熱が入りました。これから増えると思いますがあまり知られていない資格です。
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車いすの元気配達人として全国講演活動をしています。子どもから大人まで90分のお話しがあっという間だったと好評です。そのバイタリティーがどこから来るのか実際聴いてみてください。
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