仕事や職業生活に強い不安や悩み、ストレスを抱える人は増加傾向にあり、
心の不調による休職や離職もまた増加しています。
働く人たちがその持てる能力を発揮し、仕事や職場で活躍するためには、
心の健康管理(メンタルヘルス・マネジメント)への取り組みが一層重要になってきました。
心の健康管理には、一人ひとりが自らの役割を理解し、
ストレスやその原因となる問題に対処していくことが大切です。
また、雇用する企業としても、
社会的責任の履行、人的資源の活性化、労働生産性の維持・向上を図るうえで、
社員のメンタルヘルスケアについて組織的かつ計画的に取り組む必要があります。
2006年3月に厚生労働省が公表した「労働者の心の健康の保持増進のための指針」は、
事業場が計画的に職場のメンタルヘルスを進めること、
また専門家と協力しながら従業員、管理監督者、人事労務管理スタッフが
それぞれの役割を果たすことが重要であるとしています。
これらの関係者がそれぞれの立場からメンタルヘルスについて学び、
必要に応じてこれを実行できることは企業価値の向上、
さらには従業員の幸福につながることと思います。
投稿者プロフィール

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車いすの元気配達人として全国講演活動をしています。子どもから大人まで90分のお話しがあっという間だったと好評です。そのバイタリティーがどこから来るのか実際聴いてみてください。
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