講演の中で私は、落としたものをリーチャーという道具を
使って拾うところを見てもらっている。
「これがあるとなんでも拾える」と落としたものをつかんで拾って見せる。
そこで「何か質問ありませんか?」と小学校で質問すると
「それ落としたらどうするの?」と聞かれる。
拾う道具を落としたら私が困るだろうと私の立場に立って考えてくれたいい質問だ。
大人の会で講演して同じ質問をすると
「それいくらするの?」「それどこで買えるの?」と聞かれる。
自分が購入する立場になっての質問だ。
「相手の立場に立ちなさい」と言っている大人の方が
実際自分中心に物事を考えていることがわかった。
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車いすの元気配達人として全国講演活動をしています。子どもから大人まで90分のお話しがあっという間だったと好評です。そのバイタリティーがどこから来るのか実際聴いてみてください。
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