小学校へ講演に行くことがある。
1年から6年まで発達の差が大きいので言葉遣いが難しい。
「障害者」は「体の不自由な人」、
「ユニバーサルデザイン」は「誰でも使い勝手がいいようにしている」、
「バリアフリー」は「不自由なことがあっても困らないようにすること」
と翻訳しなければ1年生には理解できない。
後ろに保護者が座っていることが多いので60分を一緒に聞いてもらい、
生徒には教室へ戻って感想文を書いてもらう。
残った保護者に学習塾を経営してきた経験から子育ての裏話をする。
講演は午後からが多い。
そんな時、生徒と一緒に給食をいただくことがある。
私は、小学校も中学校も給食がなかったので初めてだ。
朝毎日牛乳を飲む習慣がある。
到着したと思ったら給食に牛乳が出ていてお腹パンパン。
給食には牛乳がついていることを知らなかった。
メニューも子ども受けするような内容で栄養的にもよく考えられていると感じた。
それからというもの小学校の講演が楽しみになった。
ランチルームで生徒と一緒に食べるのは楽しいが、
校長室に運ばれて校長先生と学校の自慢話を聞かされながらの給食もあった。
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車いすの元気配達人として全国講演活動をしています。子どもから大人まで90分のお話しがあっという間だったと好評です。そのバイタリティーがどこから来るのか実際聴いてみてください。
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