平成29年12月 Vol.50
障害児者の親の会
和歌山県障害児者父母の会連合会主催の親子のつどいが
みなべ町の南部ロイヤルホテルで開催されました。
父母の会は子どもに障害がある親の会で親同士が交流することで
いやされたり、慰め合ったり、励まし合ったり、一致団結して行動したりしています。
親子のつどいは障害のある子どもと共に夏休みに楽しいひとときを過ごしてもらおうという企画で、
昭和49年11月に加太少年自然の家で開催されて今年で44回目となります。
県下から約600人の障害児者や保護者、施設関係者などが集まり音楽療法やビンゴゲームで盛り上がりました。
始まった頃は子どもだった障害児も中高年になってしまいました。
親も高齢になって同伴できなくなったりお亡くなりになったりしています。
子どもの障害は身体、知的、精神と様々で親の一番の願いは、
親亡き後の子どもの将来の生活でした。
他には、障害が重く、外出もできない重症心身障害児者を守る会があります。
「最も弱いものをひとりももれなく守る」を基本理念に昭和39年に発足し、
平成11年に和歌山県支部が設立されました。
神奈川県津久井のやまゆり園での事件は悲しいことでした。
被害者は声をあげられなくても命ある限り親が代弁して幸せに生きていく権利があるのです。
和歌山病院の重症心身障害児者病棟を利用する障害者も多く、
平成28年4月に移転し3階4階に病棟、
5階に療育訓練室ができたことを喜んでいます。
守る会では、療育の質とQOLの向上を願っています。
精神障害者も当事者より、家族が支え合ったり、
情報の共有のためあちこちに家族会があります。
地域での生活や社会復帰と自立、共同作業所の設立などを目標にしています。
投稿者プロフィール

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車いすの元気配達人として全国講演活動をしています。子どもから大人まで90分のお話しがあっという間だったと好評です。そのバイタリティーがどこから来るのか実際聴いてみてください。
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