平成28年7月 Vol.44
高齢者の買い物事情
御坊市社会福祉協議会を通じて老人クラブの皆様に
「高齢者の買い物事情」というテーマでアンケートを取らせていただきました。
1151名の方から回答を得られ分析しました。
その結果、男女とも週2~3回買い物に出かけ、1,000~5000円使います。
回数が多いほど1回の買い物に使うお金は少なくなります。
名田町など旧御坊町以外では大型ショッピングセンターが遠いこともあり、
週の買い物回数が減り単価が高くなる傾向があります。
いずれにしても自らが運転又は家族に乗せてもらうかの方法で
御坊市内の大型ショッピングセンターで週1~2回買い物するという全体像が浮かび上がりました。
80代以上の高齢者は徒歩や自転車での買い物が出来る所として
近所の商店街を選んでいますが、
遠くても車に乗せてもらう方法で買い物をする人も多いです。
コンビニエンスストアは利用しない人がほとんどですが、
60代など若い世代に利用者が広がっています。
通信販売を利用する人は半分に満たないが配達のメリットを活かし、
カタログや生協の利用があります。
店を選ぶ条件として品ぞろえが第1位で、
少量やばら売りを希望しています。
これは核家族が増え世帯の構成人数が減っていることが考えられます。
もし買い物できなくなった時は、
家族の支えを一番重視しているようです。
それには、近くに子どもや親族が住んでいることが前提となりますが、時々実家に帰って来てくれた時に
一緒に買い物に連れってもらうという一人暮らしの方もいます。
日高郡に広げれば状況は違うでしょうが、
御坊市内に絞ってみると移動スーパーを希望している人は少ないのが現状です。
地区別では、移動スーパーの希望者が名田地区で一番多く、
ドラッグストアの利用者が多いのは藤田地区でした。
これは店舗の立地によるものと考えられます。
男性には、買い物をしないと答えた人がかなりいて男女差が顕著に現れました。
投稿者プロフィール

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車いすの元気配達人として全国講演活動をしています。子どもから大人まで90分のお話しがあっという間だったと好評です。そのバイタリティーがどこから来るのか実際聴いてみてください。
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