平成26年7月 Vol.36
ドーピングをなくそう
2015(平成27)年、9月26日から、
第70回国民体育大会と10月24日から
第15回全国障害者スポーツ大会が和歌山県で開かれます。
和歌山県薬剤師会では、
ドーピングに関する問い合わせに対応するためにスポーツファーマシストがいます。
ドーピングとは、競技力を高めるために薬物を使用したり、
隠したりする行為で、スポーツでは厳しく禁止されています。
市販の総合感冒薬や鼻炎の薬などにも禁止物質は含まれています。
また、サプリメントは原材料を全て表示する義務がないため、
禁止物質が含まれている可能性があります。
禁止物質はさまざまな副作用が生じます。
たとえば、禁止物質のひとつ「タンパク同化薬(筋肉増強剤)」であれば、
肝臓機能障害、男性の女性化、女性の男性化、精神不安定など、
身体や精神に深刻な被害を引き起こします。
検査は、アスリートの尿や血液を検体として採取します。
検査を拒否するとドーピング防止規則違反となる可能性があります。
治療の目的で禁止物質を用いる必要がある場合は、
大会の30日前までに申請することによって用いることが可能になります。
和歌山県薬剤師会の薬事情報センターでは、
クリーンな国体をめざしドーピングに関する質問を受付けています。
競技会等に参加される方で服用中の薬がある場合は
「ひとりで悩まずに電話で相談して下さい」と呼びかけています。
≪問合せ先≫ 薬事情報センターTEL 073-433-0166
投稿者プロフィール

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車いすの元気配達人として全国講演活動をしています。子どもから大人まで90分のお話しがあっという間だったと好評です。そのバイタリティーがどこから来るのか実際聴いてみてください。
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