平成25年12月 Vol.34
災害医療救護訓練について
11月2日、御坊保健医療圏健康危機管理協議会主催の災害医療救護訓練を見学しました。
日高医師会、日高薬剤師会、御坊市役所、御坊保健所、4つの病院など42機関約500人規模で、
今年は医薬品卸売販売業者、障害者施設、介護事業者が新たに加わり、
御坊市消防と日高広域の救急車が連なり、
自衛隊も出動するなど大掛かりでした。
紀伊水道で地震が起き、津波も予想される中、
美浜町のイベント会場で多数の被災者が出て、
道路が閉鎖し電話が一時不通になるトラブルを想定しています。
傷病者役145人は血のりメイクをほどこすなど本番さながらの訓練で
臨場感を出すため起震車に乗って揺れを体験し、トリアージをしました。
傷病者にはそれぞれ症状のシナリオが個別に渡されていますが、
救助の方には外から見える部分と血圧・脈拍しかわかりません。
それを見て、札の色を判断し、病院へ搬送します。
緑は歩けるぐらい軽傷。黄色は、歩けないが軽い。
赤は早く病院へ運ばなければならない重症。
黒は、死亡。訓練なので皆自分の役割をこなしていましたが、
本番だと、泣き叫ぶ人や、パニックになる人もいて混乱するだろうなと思いました。
訓練って大切ですね。
傷病者役になられた方お疲れ様でした。
投稿者プロフィール

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車いすの元気配達人として全国講演活動をしています。子どもから大人まで90分のお話しがあっという間だったと好評です。そのバイタリティーがどこから来るのか実際聴いてみてください。
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