柳岡克子の生い立ち 325、和歌山県介護支援専門員協会日高御坊支部の広報誌「大樹」Vol.31

平成25年4月 Vol.31

要約筆記って知ってますか?

聴覚障害者のコミュニケーションの手段と言えば、手話と思う人が多い。
ところが、最近、突発性難聴や難聴などによって中途失聴で
手話を覚えるのに苦労している人が増えています。
そこであまり知られていない要約筆記について少し情報提供させて頂きます。

OHPというオーバーヘッドプロジェクタを用いてロールと呼ばれる巻物状のOHPシートに、
フェルトペンで文字を書き、スクリーンに映し出します。
要約筆記者は光源を注視するため専用のサングラスと滑りのよい手袋を着用が必要です。
パソコン要約筆記は、パーソナルコンピュータをプロジェクタに接続し、
音声情報をパソコンにテキスト入力し、スクリーンに映し出します。
入力システムの単語登録機能により作業効率が向上し、
他の要約筆記に比べ圧倒的に多い情報提供量が特徴です

4月13日午後1時から御坊保健所で和歌山要約筆記会が
2年後の全国障害者スポーツ大会に向けて要約筆記ボランティアの養成のための講習会が開かれます。
ぜひご参加ください。

投稿者プロフィール

柳岡 克子(やなおか よしこ)
柳岡 克子(やなおか よしこ)
車いすの元気配達人として全国講演活動をしています。子どもから大人まで90分のお話しがあっという間だったと好評です。そのバイタリティーがどこから来るのか実際聴いてみてください。



詳しいプロフィールはこちら。
PAGE TOP