平成25年1月 Vol.30
車いすで熊野古道散策
熊野古道といえばでこぼこ道のウォーキングというイメージがあり
車いすで散策できるなんて思っていませんでしたが、
この度障害者約200名はリフト付きバス3台を含む6台のバスに分かれて
熊野本宮大社を正式参拝しました。
県庁の職員さんらは朝早くからベニヤ板で通路を作って下さり、
車いすでも砂利の境内を進みやすいように配慮して下さいました。
別のツアーでは、車いすの前輪にロープを付けて二人で引っ張ってもらい砂利道を進みました。
世界遺産となると、舗装やスロープ、手すりなど取り付けにくくなり
ソフト面でのバリアフリーとなりました。
参拝の後は、アスファルトで舗装された約1キロメートルの
道がある発心門王子を車いすで参拝できました。
平成26年の熊野古道世界遺産登録10周年記念と
平成27年のきのくにわかやま国体を前に
まだ観光施設や温泉宿泊施設等の段差解消などの整備も必要ですが、
和歌山の良さを知ってもらい、
障害があっても熊野古道を訪れていただけることを知ってもらいたいと思いました。
投稿者プロフィール

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車いすの元気配達人として全国講演活動をしています。子どもから大人まで90分のお話しがあっという間だったと好評です。そのバイタリティーがどこから来るのか実際聴いてみてください。
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