平成24年10月 Vol.29
パラリンピックについて
8月29日から始まったロンドンパラリンピックは9日、12日間の大会の幕を閉じました。
パラリンピック発祥の地とも言われるイギリスで開かれた今回の大会には、
史上最多となる164の国と地域からおよそ4,300人が参加しました。
日本代表は16競技126人出場しました。
和歌山県としては、橋本市出身の中村智太郎君が男子100メートル平泳ぎで銀メダルを取りました。
両手がないというハンディーを克服してのメダルに県をあげて喜んでいます。
金メダルが5個、銀メダルが5個、銅メダルが6個の合わせて16個で、
北京大会より11減って23位となりました。
今大会は視覚障害者のゴールボールで金メダルを取るなど、
今まであまり知られていなかった種目も注目され意義はありました。
しかし、まだまだ国が力を入れて選手を育てるレベルに達していません。
障害者が仕事に就くだけでも大変なのに、
仕事を休んで世界中に試合に行かなければならないのは、厳しいです。
実力だけでなく、お金と時間が必要です。
知的障害者も12年ぶり復活となり脊髄損傷者だけでなく、
手足の欠損や、脳性まひ、視覚障害などの障害者も出場できるようになり
「もう一つのオリンピック」と呼ばれるにふさわしい、
世界最高峰の障害者スポーツ大会へと発展し続けています。
投稿者プロフィール

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車いすの元気配達人として全国講演活動をしています。子どもから大人まで90分のお話しがあっという間だったと好評です。そのバイタリティーがどこから来るのか実際聴いてみてください。
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