平成22年10月 Vol.21
点字を習ってみませんか?
点字は目の不自由な人が指で触って読む文字です。
今世界中で使われている点字は、フランス人のルイ・ブライユが考え出しました。
日本では明冶23年日本盲唖学校の教師だった石川倉次によって
考案された点字が、採用されています。
点字は点字器で打ちますが、打つことによって紙がへこみ、
裏返してふくれた所を指で触ることによって読みます。
だから打つ方と読む方では左右が反対になります。
点字を書くときは、右から左に書いていきます。
読むときは、紙を点字器からはずし、
凸面を左から右に読んでいきます。
点字は6つの点からできており打つ方では縦に①②③、
左隣に④⑤⑥と番号が決められています。
あは①の点。いは①と②の点。うは①と④の点。
えは①と②と④の点。おは②と④の点です。
か行はローマ字の構成のようにあなどの母音とKに当たる⑥の点からできていて、
この方法でさ行もた行も子音に当たる点をそれぞれ追加すれば文字ができます。
全国で約35万人の視覚障害者の中でも点字を使える人は
1割ぐらいと少ないのが現状で、
中途障害の場合は覚えるのが大変で誰もが点字を使えるわけではありません。
投稿者プロフィール

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車いすの元気配達人として全国講演活動をしています。子どもから大人まで90分のお話しがあっという間だったと好評です。そのバイタリティーがどこから来るのか実際聴いてみてください。
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